当スタジオに来て4年目になる生徒さん、Hiroko Otaniさん(50代)にインタビューさせていただきました。ピラティスを通しての成長が目覚ましいので、時系列で当プログラムの効果をお伝えできればと思います。このように人生が展開していく方もいるという参考例としてご覧ください。
ピラティスを始める前はどのようなお悩みがありましたか?
ーコロナ前は、バレエやジム、ジョギングで身体を動かしていました。にも関わらず、生活のあらゆる場面で筋肉や柔軟性の衰えを顕著に感じ始め、身体に凝りや張り、痛みがいつも存在していました。その不調は気力を低下させ、将来への健康不安と懐疑心を生みました。振り返ると、まるで、ガス欠状態でアメ車を吹かしているようなものでした。
スタートして3ヶ月目の変化
ーまず最初に感じた変化は、腹筋です。表面だけでなく、身体の奥から体幹をしっかりと支えてくれていると感じれました。生活面では長時間の立ち仕事が苦でなくなり、腰痛がなくなりました。今まで味わったことのない内側から感じるパワーはまるで、自家発電装置を備えたような感覚で自信へと繋がって行きました。
1年後の変化
中心の大きな部位が鍛え上げられるにつれ、周辺の今までリーチされなかった筋肉にもアプローチできるようなりました。しばらくして体型が変わり始めました。美しく綺麗な筋肉が表面に現れ、姿勢がスッと伸びて行きました。眠っていた筋肉や筋、リンパが刺激され、柔らかくしなやかになるにつれ、肩や背中の痛みが消えて行きました。嬉しいことに、肌が健やかになり、おのずと、顔の表情もUP。正しい体の使い方で日々を過ごせば、毎日がエクササイズです。
2年後の変化
身体に起こった変化が精神面に与えた影響は、絶大です。何かを自分で変えることができるという喜びは、人生に自信をもたらします。身体の大きなメンテナンスとリメイクは、内在する精神をサポートするには、最適の業でした。更に、スタジオでのストレッチと瞑想は、マインドの疲れを取り払い、真のリラックスをもたらします。自分のあるべき姿にもどれるひと時です。
3年後の変化
身体に起こった一連の変化は、周辺にも影響を及ぼします。身心を整え、癒せたこの経験は、社会や人間関係へも波及しました。自身の調整が可能になったことで、他者や周辺環境との調和がはかられた事です。自身が変われば、環境も変わるのだと。
これからの目標は何ですか?
今後は、現在の状態を維持しつつ、質の向上を目指します。年齢や時期、状況により、調整できる柔軟な身心を持ちたいと思います。その上で、良質な人生をおくりたいです。
ー2020年から始めたHirokoさん、素晴らしい気づきと成長ですね。ありがとうございました。
ピラティスやストレッチ、リラクゼーションをバランス良く組み入れてデザインしたクラスの大きな効果を感じて頂けている事は、とても嬉しく、私の励みにもなります。Hirokoさんの次のステージが更に飛躍するように、また多くの皆さんの可能性をさらに引き出していけるように、これからも全力でサポートして行きます。
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